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自律神経失調症専門今日堂薬局 > 自律神経失調症・症状のご説明 > 身体症状
自律神経失調症の身体症状には、全身の倦怠感・疲労感、めまい、
頭痛、肩こり、動悸・息切れ、手足のしびれ、手足の冷えやほてり、
多汗、便秘や下痢、頻尿など、体の多くの器官にわたる多様な症状が
現れます。
自律神経失調症は全身の器官をコントロールしているため、自律神経の
バランスが崩れると身体のあらゆる部位に様々な不調を引き起こし、
同じ人でも日によって症状が異なったり、複数の症状が同時に現れたり
することが特徴です。
検査で異常が見つからない場合でも、疲れやすさ・めまい・動悸・
胃腸症状・感覚の違和感・睡眠障害・精神的な不調などの症状が現
れ、日常生活に支障をきたすことが少なくありません。
(1)疲れやすい
きちんと睡眠をとっているのに疲れが取れない、朝起きても身体が重
く、慢性的な疲労感を訴える方がいます。
疲労感や体のだるさや重さを感じて疲れやすいと言われます。
自律神経失調症では、交感神経が優位になり体が常に緊張状態になるこ
とで血流が低下し、「疲れやすい」「慢性的な疲労感」「だるさ」など
の症状が現れます。
この症状は、精神的・肉体的なストレス、不規則な生活、ホルモンバラ
ンスの変化などが原因で自律神経のバランスが乱れることで引き起こさ
れ、日常生活にも支障をきたすことがあります。
(2)手足の倦怠感
同様に、特に手足の倦怠感を感じる方がいます。
自律神経失調症による手足の倦怠感は、ストレスなどによる自律神経の
乱れが血行不良や筋肉の緊張、疲労の蓄積を引き起こすことが原因と考
えられます。心と身体の過剰な緊張が原因です。
(3)めまい
ストレスや過労による自律神経の乱れが原因で、脳の血流が悪くなるこ
とや血管の収縮が起こることで生じます。フワフワする浮動性めまい、
クラクラするめまい、ぐるぐる目が回る回転性めまいなどが現れること
があります。寝ているときにめまいを感じる人も増えています。
原因は自律神経失調症以外にもメニエール病や脳梗塞なども考えられる
ため、めまいが続く場合は自己判断せず、耳鼻咽喉科などを受診して
原因を特定することが大切です。
(4)微熱
自律神経失調症による微熱は、体温調節機能の乱れによって引き起こさ
れ、37度台前半の微熱が続くことが特徴です。
他の症状として、倦怠感、動悸、頭痛、めまい、睡眠障害、イライラ、
ほてりなどが伴うことが多いです。
毎日、同じ時間帯に微熱が出てきて、しばらくすると、自然に熱が下が
ってくるのを繰り返す傾向があります。
(5)不眠
眠れないという不眠症の方は沢山いらっしゃいます。
今まで夜型の仕事をしていて、昼型に変わって体がついていけない。
神経が昂って眠れない。夜、布団に入っても目が冴えて眠れない。
何時間たっても寝た気がしない。朝ぐったりする等の緊張が取れない
人がいます。
(6)ふらふら
歩く時、フラフラしてまっすぐ上手に歩けずに不安定な感じがする症状
は、自律神経の乱れが原因で、平衡感覚に影響が出ている可能性が
あります。
自律神経失調症の他に、脳の血流障害や起立性調節障害など、他の原因
も考えられます。
(7)ふわふわする
これも同じような感覚です。
雲の上を歩いているような感覚を覚えて上手く歩けなかったり、
歩いていてもフラフラするのは浮動性めまいによくある症状です。
体がフワフワと浮いているような感覚や、雲の上を歩いているような
不安定な感覚が特徴です。
自律神経のバランスが崩れると、血管が収縮して血流が悪くなり、
耳の動きが低下するため、浮動性めまいが起こると考えられています。
(8)食欲がない
自律神経失調症による食欲不振は、ストレスで自律神経が乱れ、
胃腸の働きをコントロールする消化機能が低下したり、脳の摂食中枢が
うまく働かなくなったりすることが原因です。
食欲がわかないだけでなく、不規則な空腹感や味覚障害が起こることも
あり、消化器の不調を伴いやすいのが特徴です。
食べたものが消化できず、胸やけや膨満感があり、胃酸が出過ぎて逆流
してくる逆流性食道炎や、胸やけがあって食欲が無いなどの消化器の
症状があります。
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